プリオン

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

★★☆☆☆
致死性家族性不眠症狂牛病、そして食人の歴史と煽る題材が続くが、いまひとつな内容。
有史以前の人類に流行したウイルスは遅効性で、弱い攻撃性を持つものだったはずという理屈に納得。
「麻疹ウイルスは流行を維持するには30万の人と、1年当たり3000人の感染者を必要とする。だから都市でなければ流行はおぼつかない。」

★★★★★
ちょうど1年前に読んだこちらは10倍おもしろい。
背筋がゾクッとするまさにミステリー。